そんな巧はもう一度私を抱きしめる。 「もう、遥早を離さないから。」 「…う、うんっ!」 私も離れない。 嫉妬はするかもだけど…しないように頑張る! 最後に軽くキスをして、私たちは手を繋いで教室に帰った。 舞花に問いだされたのは言うまでもないと思う。 やっぱり謝って良かった。 勇気出してよかった。 もう二度とこの繋いだ手を離したくない。