巧の顔を見ると、こりゃまた真っ赤。 私もつられて真っ赤になる。 「遥早よかったねぇ♪ヤキモチ妬きの夫で☆」 「よくな―――――――い!!!」 毎日、妬かれたらたまんないんだけど。 「遥早、今夜覚悟しとけよ?」 なぜか、耳元で囁かれる私。 その甘いボイスに私はもう夢中になりそうです。 「うん…」 だから、もう正直に答えましょう。 あなたは私の王子様です。 ≪END≫