「そんな人は俺、嫌いですよ。
 ってことで、遥早さん追いかけますね!」


レオがそう言ったにも反応が出来ず、ただ呆然と走って行ったところを見つめていた。






いつの間にか桜と爽汰がやっていた花火。
俺たちは、花火の様に離れて行った―――⋯