おそるおそる後ろに下がる。
でも、腕を掴まれて動けそうになかった。
「旅客券あるし、夏休み中泊まってくか?」
なんでそうなるのよ!
夏休み一ヶ月もあるのに、そんなに泊まれない!!
ってか、巧の目がトローンッ…としてるのは気のせい??
「む、無理…!」
「へぇ…そんなこというんだぁ。」
ニヤリと笑ったのが分かった。
やっぱり、変だよ。
焦る私にお構いなく、巧は私の肩に手を乗せてきた。
「ちょっ…ここ、教室!」
「どーでもいいし。」
顔がどんどん近づいてくる。
後ろが窓のせいで逃げられない。
メニュー