鏡村【短編】

■■


気がつくと私は見知らぬ村にいた。


突然の事に息をするのも忘れてしまう。


ああ、そうか……


私は理解した。


目の前には小さな男の子。


「夢じゃないよ、これは現実」


鏡に魅入られてはならない。


後から気付いても遅い。

もうその時点で……















「お姉ちゃんは此処で僕とずっと遊ぶんだから」

私の腕からまた一つ、赤い血が流れた。











【end】

.