鏡村【短編】

「なんで…」


嘘…


おかしい……私確かに。

「なんなの!嫌っ、私が何したって言うの」


勝手に涙が出る。


身体の震えも止まらない。


それが、恐怖からなのか怒りからなのか自分でもわからない。


そうだ、これは夢。


だって現実であるはずがないもの。


私はよく見る夢が有った。


同じ夢を繰り返してなかなか夢から覚めない事が多々あったし。


夢の続きを見ることだって。


そう、私はまだ夢を見てるんだ。


ドライブ中の眠りのなかで。


それなら、皆が居ないのも、こんな現実ばなれしている状況も理解出来る。


でも、どうしたらいい?


夢から冷めるには。


ループから抜け出すには。



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