俺は何をしてるのだろう?
いけないことをしている。
好きでもない女を抱いて、好きでもない女に添い寝をして…
甘い言葉をかけて、
甘い世界に入って…
俺はきっと他人から見たら最低な男だ、と思う。
この事を遥斗に言ったら…遥斗は完全に俺から離れていく。
頑張れ、なんて言ってくれないだろう。
最低だ、と言うはずだ。
するとさなが裸のまま俺に抱きついてきた。
『さな?』
『私…幸せだったよ?響…かっこよかった…』
『…ばーか』
俺は近くにあった毛布をさなに掛けてあげた。
『風邪引くだろ?』
『響大好き!』
俺は強くさなを抱いた。
さなの柔らかい肌の感触。
少し寒い部屋。
そして…俺は千尋に対する罪悪感で溢れていた。
俺の得意な嘘を言えばきっと千尋はまた騙される…
いけないことをしている。
好きでもない女を抱いて、好きでもない女に添い寝をして…
甘い言葉をかけて、
甘い世界に入って…
俺はきっと他人から見たら最低な男だ、と思う。
この事を遥斗に言ったら…遥斗は完全に俺から離れていく。
頑張れ、なんて言ってくれないだろう。
最低だ、と言うはずだ。
するとさなが裸のまま俺に抱きついてきた。
『さな?』
『私…幸せだったよ?響…かっこよかった…』
『…ばーか』
俺は近くにあった毛布をさなに掛けてあげた。
『風邪引くだろ?』
『響大好き!』
俺は強くさなを抱いた。
さなの柔らかい肌の感触。
少し寒い部屋。
そして…俺は千尋に対する罪悪感で溢れていた。
俺の得意な嘘を言えばきっと千尋はまた騙される…


