恋愛一色

綺麗に片付いた部屋。
赤と白でまとめられた、如何にも女の子っていう感じの部屋だ。


『適当に座って?』


俺はキョロキョロと周りを見渡す。


ぬいぐるみがたくさん置いてある本棚。
白いテーブル。
難しそうな本の数々。

なんと言っても部屋の中で一番目立つのは、赤色のダブルベッドだ。



ごくんと生唾を勢いよく飲む俺。



俺はベッドにちょこんと座った。



先生はキッチンでコーヒーを煎れている。



『先生…なんで部屋なんかにつれてきたの?』



『なんでかなぁ…なんかつれてきちゃった』



先生は笑いながら、俺にコーヒーカップを差し出した。



『…ありがと…』



『ご飯まだでしょう?何か作ってあげる』



先生の言葉に呆然とする俺。


もう先生の部屋に酔いしれていた。


このまま…先生を奪いたいと思っていた。