恋愛一色

先生…今なんて言った?
今から先生の家に向かうって?


急に体に熱を帯びていく。


先生は恥ずかしくないのかな?
嫌じゃないのかな?

生徒を家に招くなんて。


車に流れるのは有名な歌手の恋の歌。

先生は今何を思っているの?


緊張しているのは俺だけ?


車に広がる先生の香水の匂いが、俺を余計に狂わせる。



先生は真っ直ぐ前を向いて車を走らせていた。


…先生…期待してもいいかな?



約十分ほどで先生のマンションに着いた。


白色の塗装のマンション。
可愛らしいマンションだ。

俺は先生の部屋がある、4階までエレベーターを使い、昇っていく。



『ここよ?』


先生が車の鍵とは少し小さい鍵をキーケースから取り出し、鍵穴に挿した。



…ついに来てしまったよ。


『どうぞ?』



『おじゃま…します』


俺は一歩、先生の部屋に足を踏み入れた。