恋愛一色

《まだ元カノと話が終わっていないから…》



このメールを見た遥斗はどう思うかな?
きっといいようには思わないよな。


送ったあとに後悔をする俺。



この後、遥斗からのメールは来なかった。




朝陽がピンク色のホテルの部屋に射し込んでくる。



『俺ら何時間ここにいるわけ?出るか?』



俺は俺に寄り添って目を瞑っている綾に聞いた。


綾は目を閉じたまま首を横に振る。



『まだ響といたい。もう一回してくれたらホテルから出てってあげる』



俺はこの注文に断ることなど出来ない。



渋々、疲れた体を動かし、綾のきれいな体の線を手でなぞっていく。



『…ごめん…』



俺は綾には聞こえない小さな声で、遥斗と先生に謝った。



また罪悪感が俺を責める。


何も変わってない。

まだ俺は餓鬼なんだ…