6月11日。 それが本当の今日だった。 でも、本当の今日が訪れるはずもなく、また昨日やった昨日が繰り返されるのであった。 なんとなく、少しだけれども、頭で理解が出来てきた。 まだ、信じられてはいないけど... 理解は出来ていた。 でも、それを思うと嫌な予感を感じ取った。