ギュッ・・・。 あたしは携帯を握りしめた もうヤダ。 圭を不幸にしたくないのに あたしが圭を好きになったらダメなのに。 どんどん惹かれていく。 「用意しないと。」 あたしは階段を下りる。 トントントン・・・。 「お母さん。 浴衣出して~って・・・。」 あたしがリビングに行くと もう浴衣がアイロンにかけてあって・・・・。 速くない? 「あ。碧♪ コノ色でいい?可愛いわね」 すっごいはりきっているんですけど・・・。