「詩織俺も会いたかった。」 もうこんな時間か・・・ 「そろそろプレゼント渡していい?」 「今何時?」 「あと1分で12時。」 「うん!」 「いいよ!」 「詩織こっち向いて?」 そう言われて大和の目の前に立った。 あのときみたいに雲が晴れて月の光が湖にきれいに映っている。