外は雲っていて風もあり七月にしては涼しい。
二人はいくつか並んでいる中の、一番隅っこのベンチに腰を下ろした。
座るやいなや武田は持っていた紙袋からハンバーガーを取り出し、それをぱくつきはじめた。
きららもあたりをきょろきょろと見回しながらソフトクリームを口に持っていった。
「きらら?」
口をモグモグさせながら武田が話しかけてきた。
「はい! ……」
きららは、すっとんきょうな声で答えた。
「昨日のメールだけど……」
「あ……はい…変なメール送って…ご迷惑をおかけしました…」
きららは顔を赤らめた。
「別に迷惑なんかじゃないよ……なにか悩み事?」
武田が口をモグモグさせながら問いかけた。
「……はい…まあいろいろと・・・…」
きららは、奥歯に物がはさまったような言い方で武田に返事をした。
「そか…バスケのこと?」
「あ! 違います……バスケは楽しいです……」
「そうか……」
武田はそう言うと、コーラのストローをくわえた。
二人はいくつか並んでいる中の、一番隅っこのベンチに腰を下ろした。
座るやいなや武田は持っていた紙袋からハンバーガーを取り出し、それをぱくつきはじめた。
きららもあたりをきょろきょろと見回しながらソフトクリームを口に持っていった。
「きらら?」
口をモグモグさせながら武田が話しかけてきた。
「はい! ……」
きららは、すっとんきょうな声で答えた。
「昨日のメールだけど……」
「あ……はい…変なメール送って…ご迷惑をおかけしました…」
きららは顔を赤らめた。
「別に迷惑なんかじゃないよ……なにか悩み事?」
武田が口をモグモグさせながら問いかけた。
「……はい…まあいろいろと・・・…」
きららは、奥歯に物がはさまったような言い方で武田に返事をした。
「そか…バスケのこと?」
「あ! 違います……バスケは楽しいです……」
「そうか……」
武田はそう言うと、コーラのストローをくわえた。



