君しかいらない



最近やけに昔の事を思い出すのは…

「歳をとった証拠かな…」

苦笑いを噛み殺しながら汽車をおりると

人混みに知也に似た人を見かけて

鼓動が早くなる…



数年も会ってない

人違いかもしれない。



それでも

この胸の高鳴りが

勝手に彼を求めて駆け出す。