そして飯島は こんな俺の最後の願いを受け入れてくれた。 言葉では伝えきれないほどの感謝だ。 それならば 私のする事はただ一つ。 娘達に対して『鬼』になることだけだ。 何も残せないまま娘達をおいていかなければならない日が来るなら いっそ 恨まれてこの世を去りたい。