君しかいらない

「俺と姉さんさ…」


そう

呟いた彼の瞳の奥に見え隠れする

悲しすぎるほどの


哀愁。



叔父さんの舌があたしの首筋を這うように舐めていく。



どうして


あたしは



抵抗できないんだろう…