君しかいらない

叔父さんの指先が

あたしのパジャマをめくりあげながら背筋をすーっとなぞった瞬間

体がビクッと反応して

強く噛み締めていた唇をもっと強く噛み締めた。



ブラのホックがはずされるのと同時に

あたしは仰向けにされて

目の前にかざされた携帯電話に青ざめた。