君しかいらない


「お父さんは自分が何を言ってるのかちゃんと分かってる?!」


私の怒鳴り声にも眉をピクリともさせず

ただ、真琴の返事を待つ。


暫くの間、重たい沈黙が続き、それを真琴のか細い声が破った。


「分かったよ。」