君しかいらない


「うわぁっ…」

小さな歓声と感激。


思わずお父さんの顔を見上げた。


「今日からここが莉子の部屋だよ」

優しく微笑んだお父さんに抱き着いた事。



今でも鮮明に記憶に残されている。