君しかいらない


飯島…?

その名前に最初はピンとこなかったものの

徐々に頭の中にいつか友也の家で見たパソコン画面が甦る。



「飯島って…」

「お前には詳しく話した事はなかったな。

…俺の


お父さんの会社を乗っとったあいつだ。」