君しかいらない

「…退院するまでには決めるよ。

役所に提出もしなきゃいけないし。」


「真琴ね、赤ちゃんの名前、考えてきたの」

嬉しそうに

ワクワクを隠しきれない様子でランドセルから一冊のノートを取り出すと、見て見てとあたしに手渡した。


真琴の嬉しそうな顔を盗み見しながらノートの一ページを開くと

ページ一面にギッシリとならんだ漢字とひらがな。