君しかいらない

窓の外を滑るように流れる景色が

近いようで遠いようで

現実のようで

夢の中の景色のように


あたしの心を映しているように

その存在は霧がかかったように

不確かなもののように思えた。



そんな時

不意に思い出したお母さんの優しい温もり。