君しかいらない

涙声でキスをせがむあたしを

知也はどう思ったのかな…?


柔らかい唇がそっと触れて

温かい舌が

お互いを求めるように探りあうと


ただそれだけで

あたしは

弱くも強くもなるみたいで


さっきまでの不安が一気に姿を消した途端、眠りについていた。