君しかいらない

「何って…しつけよ。」

「しつけ?」

「あんまり泣いてわがまま言うもんだから

しつけをしたの。母親として当然でしょ?」


「ふざけんなっ!真琴の背中…痣だらけじゃんっ!

何がしつけよっ!」

「加減はしてるのよ?

でも…小さい子の肌って軽く叩いても大袈裟に痕に残るのよね。」