君しかいらない

「君は俺の天使だよ…

俺を救ってくれた」

「あたしは天使さんなんかじゃない」

「分かってる。

君は『莉子』だろ?」


真っすぐに

あたしを見た

彼の視線から

逃げる事ができなかった。

「そうだよ…あたしは莉子だよ」


不意にきつく抱きしめられて

鼓動が加速する。