君しかいらない

「あなたは妹の代わりを探していたんだよね。

…罪ほろぼしのために。」


あたしの言葉を

受け入れたように

彼は肩を落として

ベッドに腰をかけた。


「そうだよ…

ずっとずっと苦しかったんだ…

俺の身代わりに死んだ妹の事を…

一日だって忘れた事なんかない。」


「だけど…あたしを身代わりにしたって

妹さんは報われないよ…」