君しかいらない

「違うの…そんなんじゃないの…」

必死に真琴の残像を振り払おうとしても


溢れ出した思いが止まる事はなかった。

「俺が何かしたなら言って?

俺はただ…今日は天使さんを楽しませたかっただけなんだ…」

「…もう止めようよ」

「え…?」

「あたしはあなたの天使じゃないんだから…」

「君は俺の…」

「違うでしょ?」


今度はあたしが

彼の言葉を遮った。