君しかいらない

1番上のNo.25と書かれた
まだ綺麗な日記を手に取り開いた。

日付は昨年…。


どのページを開いても

『僕は今日も生きている』

『生かされている』

『なぜ生きているのか』


まるで精神病の患者のように

繰り返し

繰り返し

命ある事に絶望しているような

苦しさを綴った日記。



彼が毎日

そんな事を思いながら生きてるなんて

微塵も感じた事なんてなかった。