君しかいらない

数日、探しまわっても何も出てこない。


そう日記も


宗教的な物も…



あんなに執着しているなら

何か一つくらい出てきても良さそうなのに…。


落胆してソファーにもたれ掛かると

玄関のドアがガチャリと開いた。

「…お帰りなさい。」

あたしの顔を見るなり

安堵するように

きつく抱きしめてくる。