君しかいらない


そんな答えの無い迷路に迷いこんだって

お昼を過ぎた頃にはお腹が鳴りはじめた。


部屋のドアを開けると

だだっ広い

綺麗なリビングダイニングが広がっていた。


いつかチラシの広告で見たようなデザイナーズマンションみたいに

ただ

綺麗で

人が住んでるものとは思えない部屋に呆気に取られていた。