あたしを求めてるんじゃない。 こいつは… ただ 溢れ出した欲望にとり付かれ その欲望をあたしにぶつけているんだ。 あいつの触れた部分が 拭っても 拭っても 拭いきれない感触。 いっそ殺してしまえたらどんなに楽だろう。