母親でさえも、事あるごとに文句をつけては幼い二人に手をあげた。 それは末っ子が誕生しても変わるどころか 虐待はエスカレートし、その矛先は まだ生まれて間もない弟にまで及んだ。 そんな時、美琴の叔父夫婦が美琴を引き取る事になった。 美琴は妹と弟も一緒に暮らせるように懇願したが 叔父の経済力では三人を引き取る事はできなかった。