君しかいらない

あの日のあたしと

真琴が重なる。



こんな思いをさせたかったわけじゃない


ただ…

ただ…


あたしは

守りたかっただけなのに



あの女の体をはらいのけた

感触が

温度が

今も

この手に残っている。