君しかいらない


その日の食卓はやけにお父さんがニヤけていたけど

あたしは不機嫌だった。


だって

有り得ないでしょ?


食卓のど真ん中に飾られた一輪のカーネーション…


信じらんない。

食事なんか殆ど喉を通らなかった。