「ねえ、あたしの事が好きって本当?」 「本当だよ」 知也に会う度、あたしは知也の気持ちを確認するようになっていた。 知也の事を考える事が多くなっていた。 もう雪も溶け初めて あたしの15歳の誕生日がくる。