君しかいらない

「じゃあ今日はお姉ちゃんの部屋にお泊りする」

「えっ?」

「お姉ちゃんのベッドで寝たら淋しくないよ」


健気で可愛いらしい真琴に胸がキュンとなって

思わずギュって抱きしめた。

「真琴の好きなようにしていいよ。

だけどね、部屋の物は勝手にいじったらダメよ?」

「はーい。」