君しかいらない

「あの日の夜に君をレイプしようとした事を失敗したと伝えた姉さんは

ひどく落胆した様子だったけど…

だけど、莉子ちゃんのお父さんへの気持ちや真琴ちゃんへの気持ちが

少しずつ変わってきてる事を打ち明けてくれたんだ…」

「…そんなの…嘘よ…」


叔父さんの言葉はただ、あの女をかばってるようにしかあたしには聞こえない。