そんなあたしの気持ちも知らないで 真琴はあたしに抱き着いてきた。 「もうムウに会えないの?死んじゃったら会えないの?」 「死んじゃったら…会えないよ…」 「やだやだっ…!会えないのやだっ!」 あたしはただ真琴の頭を撫でる事しか出来なくて 「明日…お花を持ってってあげようか…」 そんな言葉がやっとの思いで出たくらいだった。