君しかいらない




家に帰ると直ぐに真琴の泣き声が飛び込んできて

あたしは慌てて声の方へ走り出す。



まさか



またあの女が

真琴に…?!




慌てて飛び込んだ居間からあたしは信じられない光景を目の当たりにして

息が詰まる。