君しかいらない

難しい問題が立ちはだかったように両手で髪をぐしゃぐしゃに掻きむしった叔父さんの剣幕に圧され

あたしは息をのんだ。


「お前を抱いたあの夜から…身体の中の熱が冷めない。

求めれば求める程、お前が欲しくなる。

可笑しいよな…10以上も年下の中学生のお前の事が頭から離れない…

頭がおかしくなったとしか思えない…。」