君しかいらない

「今は…いないよ」

「ふーん…だからあたしの事を抱きに来るんだ?

簡単に言えばあたしは叔父さんの性欲処理の道具ね」


その言葉に突然、鋭い目つきであたしを睨むと怒鳴り声をあげた。


「お前はなんにも分かってないっ!

おかしいんだ…莉子…お前を初めて抱いたあの夜から…」