君しかいらない



学校の帰り道

叔父さんに呼ばれた店の前に停めてあった車に乗り込む。


あの日を境に週に一度、叔父さんはこうやってあたしを抱きに来るようになった。


あたしが車に乗り込むなり

すぐに抱き寄せてキスをする。

まるで…恋人みたいに。