君しかいらない

「ただ…君が欲しいんだ。」


叔父さんの背中に腕を回して優しく抱きしめる。


こんな事くらいで

あの写真をあたしの物にできるなら…

あたしの家族を守れるなら…

なんてお安いごようなのかしら…。