君しかいらない


あの女を守るために

あたしにあんな事をしたのに…

それを投げ出してもいいっていうほどの条件…?


あたしは

何もこたえる事が出来ず、テーブルに置かれたSDカードと

叔父さんの顔を交互に見合わせた。