長い長い物語りに最後までお付き合いいただきありがとうございます。


この作品は私の中で1番に思い入れのある作品となっています。


執筆している間に主人公の莉子を初め、それぞれのキャラクターが


まるで生きて私に語りかけてくるようでした。


「私は全てを愛してる。」


どのキャラクターからもそんな言葉が聞こえてきて


まるでこの家族が本当に身近に存在しているような錯覚さえ覚えながら書いていました。



恋人への愛。

家族への愛。


いろんな形の愛があると思いますが莉子は愛するために自分を犠牲にする勇気を見せてくれました。


こんなに勇敢な少女との出会いのおかげで、私自身、色々と悩み考えさせられ


莉子は人生の先輩だなと思いました。



そして私も莉子という少女を自分の子供のように想いながら執筆しました。


すぐ隣にあるあなたの『愛』を大切に


手を重ねるための勇気があなたの背中を押してくれますように。


明日のあなたもみんなに愛されていますように。


心をこめて。


一瀬 祐。