『その声でささやいて』キケンな教師と危ないカンケイ



「そうか…。わかった。何かあったら、俺に言って来いよ」

少し寂しそうな顔をした先生。


「うん。言える時が来た時は、先生に話したいと思ってる」



ごめんね……先生…

今はまだ…話せない。



罪悪感が強くなる。



「どんな事話し聞いても、お前の事嫌いにはならねぇよ」

髪を撫でる先生の手から伝わる温度に泣きそうになった。