『その声でささやいて』キケンな教師と危ないカンケイ

教師のくせに非常識!


まるで自分の家かの様にくつろぐ先生を尻目に、一応客人として振る舞う。

「コーヒーしかないですけど、良かったらどうぞ」

と常識人の私。


「あぁ、ありがとう。お前、一応礼儀はあるんだな」

「先生とは違って常識ありますからね」

嫌みを言ってみる。



「よく言うよ。見舞い持って来てやりゃぁ、帰れと言わなかったか?」

嫌みで返される。



『もう構うのはやめよう』と本気で思った。