『その声でささやいて』キケンな教師と危ないカンケイ

恐る恐る受話器を取り

「先生?本物?」

確認は大事!

一応女だし、夜だし。



「馬鹿が。寝ぼけてんのか?早く開けろ」

呆れ声を出す先生に向かって

「喋った。本当に喋った!本物だ!どうして?!」

心の声が漏れた。



「いいから、早く開けろ」

盛大な溜息が聞こえた。


「はい…」

鍵を解除する。