ウエイターを呼び、先生は次々と料理を注文していった。 聞いていても分からない私は、他の席を盗み見る。 イヴの所為か甘い空気がカップル達を包んでいた。 私と先生もあのカップルと同じ様な甘い空気に包まれ、どこにでもいる恋人の様に見えるのだろうか? そして何故、先生は私をこんな所に連れて来たのだろう? しかも、服まで買って貰ってしまった。 ………服 「あっ!服!」 「うるせぇな。急に大声出すなよ」 「ごめんなさい。えっと…服、ありがとうございました」 「あぁ」 「でも…あの…」